カスタム変数はとっても便利らしいので、使えるようになりたいですね。

カスタム変数を使ってどんなデータを取得できるの？

• ログイン状態
• 会員の種別
• デバイスの情報
• 年齢や性別

など。

カグアさんの記事で事例紹介をされています。

• カスタム変数の事例18サイト 2013年Q1版 | カグア！Googleアナリティクス解説Blog

設定できる上限は

無料版は5個、有料版は50個

トラッキングコード

_setCustomVar というメゾットを呼び出します。

_setCustomVar(index, name, value, opt_scope)

メゾットの仕様

• index - 変数の番号
  数字の1から5のいずれか。設定できる変数が5つまでなので、各変数に番号を付けておきます。
• name - 変数の名前
  任意の文字列。名前を決めます。
• value - 値
  上の「name」とペアになる文字列。例えば会員かどうかの情報を取得したい場合「name」が Type 、「value」を member にする。
• opt_scope - スコープ（範囲）
  1から3のいずれか。 1 はビジターレベル。2 は訪問レベル。3 はページレベル。

実装方法

設定したいページのトラッキングコードに下記の様に追記します。スコープ（範囲）別で紹介します。

ビジターレベル（ユーザーのセッション）

例）会員か非会員かを知りたい時に

_gaq.push(['_setCustomVar', 1, 'User Type', 'PremiumMember', 1]);

以下の記事で、「値」の部分を PHP で指定する記述方法が書かれています。

• Google Analytics にカスタム変数を設定する | バシャログ。

セッションレベル（サイトに入って離脱するまでの間）

例）ログイン状態や、訪問毎の傾向を知りたい時に

_gaq.push(['_setCustomVar', 1, 'Type', 'Member', 2]);

ページレベル（閲覧したページ）

例）人気コンテンツの分析や、グループ化したい時にも

_gaq.push(['_setCustomVar', 1, 'category', 'Fashion', 3]);

注意点

• name（名前）とvalue（値）は128文字までです。日本語ではなくて英数字にしておいた方が無難なようです。

参考サイト

• カスタム変数を使用してアドバンス セグメントを拡張する - アナリティクス ヘルプ
• GA フォーラム | Googleアナリティクスの情報サイト | Google アナリティクスのカスタム変数とそのトラッキングコード
• Custom Variables - Web Tracking (ga.js) - Google Analytics — Google Developers