Googleアナリティクスの用語をきちんと理解する

2014年4月8日現在:新しい用語を追加、既存用語の補完や修正をしています。

索引

  • サマリー
  • 参照サイト
  • 参照元(リファラー)
  • 参照元(リファラー)
  • 新規とリピーター
  • セグメント(旧 アドバンスセグメント)

  • 直帰率
  • ディメンションと指数
  • トラッキングコード
  • トラフィック
  • トランザクション

  • ノーリファラー

  • 平均ページ滞在時間
  • ページ別訪問数
  • 訪問数
  • 訪問別ページビュー

  • メディア

  • ユーザー数
  • ユーザーフロー

  • ランディングページ(LP)
  • 離脱ページ

AdSense(アドセンス)

Googleが提供する広告サービス。サイトの内容を自動的に解析、関連する企業の広告が表示される。広告がクリックされたり、商品が購入をされると報酬が得られる「クリック報酬型」の広告。

AdWords(アドワーズ)

Googleが提供する広告サービス。検索をした時に検索結果の上部や横にでてくるPPC(Pay Per Click)広告。クリックされたら課金されるというクリック型課金。GoogleアナリティクスではAdWordsなどの、クリック課金型広告から訪問があった場合に「 google / cpc 」や「 yahoo /cpc 」と表示される。cpcとは「Cost Per Click(クリック単価)」。

eコマース

電子商取引。通信販売やオンラインショッップ。e コマース トラッキングを使用して、下記のデータを知ることができる。

イベントトラッキング

ユーザーのページ内での動きの計測。例えば

  • PDFがどのくらいダウンロードされたか
  • バナー広告がどのくらいクリックされているか
  • 動画を何秒みたか
  • どのくらいページをスクロールされたか

記述方法は下記の通り。
_gaq.push(['_trackEvent', 'category', 'action', 'label', opt_noninteraction]);”

オーガニック検索

GoogleやYahoo!など検索エンジンの検索結果からのリンク。(有料広告は除く)

コンテンツ

「コンテンツ」 > 「サイトコンテンツ」 から、ページの指標を分析することができる。ディレクトリごとやランディングページ、離脱ページなども「コンテンツ」から閲覧可能。

コンバージョン

成果。設定した目標が完了した場合に発生する。設定ができる目標は下記の4つ。

コンバージョン率

コンバージョン数÷指定した期間の訪問数を百分率で表したもの

サマリー

各データの概要。「ユーザーサマリー」は訪問者について、「トラフィックサマリー」は訪問者がどうやってきたか、「コンテンツサマリー」は、どんなページをどのくらい見たかなどの概要。サマリー以下のメニューで詳細を表示することができる。

参照サイト

検索エンジン以外のサイトのリンクを経由してきた訪問。他のサイトにリンクがはられて、そのリンクをクリックしてきた場合など。それ以外の参照元には「検索」と「ノーリファラー」がある。

参照元(リファラー)

訪問者がどこからやってきたかを見る。参照元には大きく3つあり、

  • 検索エンジンでキーワード検索をした訪問は「検索(オーガニック検索/有料)
  • 検索エンジン以外のリンクを経由してきた訪問は「参照サイト
  • 直接URLを入力したり、ブックマーク、メルマガなどからの訪問は「ノーリファラー

参照元でよくみかける(direct)/(none)は、一番最後のノーリファラー(参照元がない)場合に表示される。

新規とリピーター

指定した期間内に、初めてサイトに訪れた「新規訪問」と、2回目以降の「リピート訪問」のこと。ユーザー数ではなくて、訪問数で集計されているので注意。

セグメント(旧 アドバンスセグメント)

特定の訪問に絞り込んでデータを分析することができる。また同時に他のセグメントを選択でき、例えば「新規訪問」と「リピート訪問」をフィルタにかけ、セクション(左側の基本のメニュー)を上から順番にみていくことで、各属性の傾向を知ることができる。

直帰率

1ページだけを見てすぐに帰ってしまった割合。直帰率が高い要因は、

  • 検索キーワードとコンテンツがマッチしていない。→がっかり
  • ランディングページで知りたい情報が完結している。→納得・満足
  • リピーターの多いブログ。→満足
  • 次にクリックするボタンが分からない。→混乱・がっかり
  • 読み込みに時間がかかる。→待てない

など。一概に直帰率が高いから悪いとも言えない。直帰率が高くて滞在時間が短い場合は要注意。

ディメンションと指数

「ディメンション」は分析をする軸となる属性。「指標」は知りたい数値。  

例1「検索キーワード別の訪問数と直帰率が知りたい。」という場合
「ディメンション」は検索キーワード、「指標」は訪問数直帰率
例2「日本以外からのアクセス数が知りたい。」という場合
「ディメンション」は地域、「指標」は訪問数

トラッキングコード

訪問者のデータを取得するために、ページに埋め込んでおくコード。

トラフィック

ユーザーが、どこからどうやってやってきたか。訪問の経路。

  • 検索エンジンでキーワード検索をした訪問は「検索(オーガニック検索/有料)
  • 検索エンジン以外のリンクを経由してきた訪問は「参照サイト
  • 直接URLを入力したり、ブックマーク、メルマガなどからの訪問は「ノーリファラー

この通りに訪問数が急増しているページを調べてみた。

トランザクション

オンラインショップなどで決済(購入)された回数。

ノーリファラー

直接URLを入力したり、ブックマーク、メルマガなどからの訪問。それ以外にもWordやExcelのハイパーリンク、twitterのクライアント、RSSのアプリなど。レポートの参照元/メディアには、(direct)/(none) と表示される。ノーリファラー以外の参照元は「検索」と「参照サイト」がある。

平均ページ滞在時間

ページ別の平均滞在時間。訪問されたページとページの間隔を滞在時間として測定している。離脱をされた最後のページは計測が出来ない為、集計から外される。

直帰をした場合、そのページの滞在時間は0秒として集計される。そのため、訪問別ページビューが「1」でも滞在時間が「00:00:00」となる。

ページ別訪問数

ページを訪問された数。同一訪問内に同じページを2回見ても、カウントは1。

例 「aaa.html」→「bbb.html」→「aaa.html」を訪問した場合、「aaa.html」に対して、ページビュー数は「2」、ページ別訪問数は「1」となる。

訪問数

サイトの訪問数(セッション数)。特定の期間で発生した一連の行動。

セッションが切れるタイミング

  • ユーザーの操作がないまま 30 分が経過
  • 午前 0 時
  • キャンペーン ソースの切り替わり

参考サイト

訪問別ページビュー

1回の訪問で何ページ閲覧されたか。同じページを見てもカウントされる。「訪問別ページビューが○ページを超えたら目標達成」と目標の設定ができる。

メディア

参照元にアクセスした手段。

  • organic・・・GoogleやYahoo!など検索エンジンの検索結果からのリンク。(有料広告は除く)
  • referral・・・検索エンジン以外からのリンク。ブログとか他のサイトなど。
  • cpc・・・PPC広告。アドワーズなど、クリックされたら課金されるというクリック型課金。
  • (none)・・・直接URLを入力したり、ブックマーク、メルマガなどからの訪問

下記の方法で、referralを分類することも可能。

参考サイト

ユーザー数

指定した期間内に訪問したユーザーの数。期間内に複数訪問した場合でも、同じユーザーであればカウントは1度しかされない。ユニークユーザとも言われる。ブラウザのCookieを利用して、はじめての訪問か再訪問かを判断してカウントしている。

ユーザーフロー

ユーザーの動きみることができる。ディメンションを指定して、属性ごとにどのようにサイト内を遷移しているかわかる。例えば、facebookからの新規訪問はどのページから入って、どんなページをみて、どのページから出て行ったかを知ることができる。

ランディングページ(LP)

ユーザーが一番始めに訪問したページ。「コンテンツ」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」の「閲覧開始数」では、ページビュー数や直帰率と比較して見ることができる。

離脱ページ

訪問の最後の閲覧ページ。訪問数=離脱数は同数となり、必ずどこかのページで離脱をするので、「離脱されたくないページ」と「離脱しても良いページ」を分けて考える。

Googleアナリティクスの使い方


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日比野(ひびの)ななえ

Googleアナリティクスの使い方やアクセス解析について書いてます。

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