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WCAN 2012 Winterのまとめ

WCAN 2012 Winterに参加をしたので、忘れないうちにまとめます。冬に参加するのがはじめてだったので、豪華景品が当たる忘年会も楽しみにしていましが、残念ながら当たりませんでした。。。来年こそは!

本編は、長谷川 恭久 さん「モダン・タイムス 〜 コンテンツと作り手を自由にする Web デザイン」、高畑 哲平 さん「今までのWebマーケティングとこれからのWebマーケティング」のお二人によるセッションでした。まとめの内容ですが、WCANの中の人として動きながらの参加だったので、ところどころ抜けてます。

長谷川 恭久 さん

今後、作り方や役割(コンセプト設計・制作・開発)を変えなければ、自動化・機械化にのまれてしまう。「4つのC」をキーワードに、どう対応していけばいいかというお話でした。

4つのC

Contents

コンテンツの定義は利用者のタスクを達成を補助するためい必要とされる要素。簡単にいうと利用者が何がほしいか?一般的なサイトにホントにほしいコンテンツはあるの?

今は情報を知るきっかけはソーシャル。 自分たちのサイトからみた場合のみを想定したつくりだと、ソーシャルで対応できていないことになる。利用者はサイトに訪れるわけではなく、「自分の好きな時間・好きなところ」から情報を取得したい。現状、sソシャールで取得できる方法を得ている。そのスタイルに合わせないと存在しているとは言えない。

Code

タッチでバイス対応を考える

これまでと違う点・・・

  • 利用環境が大幅に異なる/速度・バージョンなど
  • 新しい分野
  • スクリーンが小さい
  • 指を使ったインタラクション

こういった背景からマークアップを先にやる必要がある

そこで、プロトタイプ・・・

  • 見て触れることができる
  • 全体を見渡して考慮できる
  • ツールいろいろ・・・「POP」はiphoneだけでできる

触れることで使いやすさを確認できる・模索しやすい 見た目からはじめるのではなく、早い段階で技術検証・変更ができる必要がある。

Communication

カンプと同じものができなかった場合、クライアント「なんかちがう・・・」

例えば・・・

  • 書体が正確ではない
  • 可変した状態がわからない
  • インタラクションが分からない
  • 間違った印象を与える
  • 変更コストがかかる

プロトタイプツールの特徴・メリット

  • アイディアの共有
  • 技術検証のテスト
  • ルックフィール 

htmlのプロトタイプじゃなくて紙でも。 Fw Psのデザインカンプを動かすツール http://prototypesapp.com/

全てを同じデザインですることはできない→さまざまなデバイスでも同じ雰囲気を出せるかどうか。雰囲気の確認・クライアントとの意思疎通。例・ピンタレスとを使って「cute」「cool」などで検索

UIのライブラリからみてみる。スタイルガイド。ライブラリをそろえていく。模索するためのスタイル作り。

従来はレイアウト・デザインを作るツールだったアプリケーションを ↓ アプリケーションは言語や雰囲気をつくるツールになる =役割をかえる

カンプは過去の手法 雰囲気をつくる「コトバ」つくり ツールの使い方を再検証

Creativity

スピードでは機械に勝てないが、人間しかできない「アイディア・クリエイティブ」、これは機械化できない。

「模索するためのワークフロー」再考=ワークフロー小さいサイクルですすめる。いち早く改善するめに静止がである仮説な見た目しか表現できないカンプではなく、模索ができるようなツールを使う。それで、クライアントとのすれ違いを解消ることもできる。雰囲気をつくりだす。レイアウトを魅力的なものをするのは古い。

まとめ

時代に合わせてやり方に変えなきゃいけないんですね。様々なデバイスに対応していかなければならない、新しいものがどんどんでる、でも制作の仕方は変わらない。それじゃだめだよ。機械化・自動化にのまれないように、人間にしかできないクリエイティブな思考をもって、流れに対応していこうよ!ということですかね。私は制作をしていなのですが、恭久さんのファンなのでとてもいいお話がきけて、充実した80分でした!

高畑 哲平 さん

時間経過を軸に「創業期」「成長期」「成熟期」「衰退期」に合わせたマーケティング手法をお話されました。私自身、アクセス解析をお仕事として始めて、数字をみる為にはマーケティングの勉強も必要なんだ...と思っていたので、とてもタイムリーなお話でした。でも話の途中で「アクセス解析はしてもあまり意味がない」というなことを言われていたので、ちょっとへこみましたが...。そして、残念な事に高畑さんのお話は前後20分程聞けてないので、重要な締めを聞きのがしてしまいました。

創業期ー成長期(大きくのびる)ー成熟期(なだらか横ばい)ー衰退期(下降) クライアントが今どの時期なのか考えた事がある?

成長期

レンタルサーバー/Web制作 おなじ歩み 2001-2006が成熟期 2001年の成長期のレンタルサーバーを検索するコンバージョン・・・検索が多い 2010年の衰退期は検索は減ったけど口コミがふえた。

状況にあわせて手法を変えていかなければならない。

  • クライアントの時期は?
  • SEMが適切?リスティングとかSEOで効果があがるの?
  • 消費者の心理は?
  • 期の変わり目はわからない!直感でしかわからない。

成熟期

成熟期にSEMは通用するのか?お客さんの心理状況にあわせて施策をあわせる。商品/価格/販売チャネル

  • 成熟期は魚群がいない
  • Webのを範疇を超えるかも
  • 価格競争になりやすい

SEM=1:1 リスティングは上昇が続く訳ではない、横ばいになる。

クライアントは1:nを求める。

成長期はSEMはいいけど、成熟期は脱SEM。 成長期にどれだけ1:nにできるか。

ここまでしか聞けませんでした。ここからランディング型サイトのお話ですね。

まとめ

このお話をききながら、コワーキングは何期なんだろ...と。私のメインのお仕事であるコワーキングは、「成長期」?全国的には「成熟期」に入りつつあるのかなー。名古屋では「成長期」?じゃあ、成長期の今どうすればいいのかを考えなければ。ですね。

アクセス解析をする為には、クライアントの業界の動向や会社がどの時期にいるのかを把握する必要があるということですね。それを知らずに「ここが伸びてないからこうしましょう!」なんて言えないですね。


参加者レポート

今回このエントリーを書く前に、他の方が書かれたエントリーも全部読ませていただいたんですが、色んな方の視点を通し良い復習になりました。私はこう解釈したけど、こんな風に思った人もいるんだーとか。私もこのくらいまとめられるようになりたいなとか。勉強になりました!

参加者レポートはWCANのサイトからみることができます。
WCAN 2012 Winterが終了しました | WCAN 2012 Winter


ロゴ

最後に、はじめてWCANのロゴに応募したので、載せます。本当はとても恥ずかしいですが、来年またチャレンジする為に!

「WCAN」=「つながり」をロゴにしました。私自身、WCANでたくさんのWebな方々と知り合う事ができたことで今の自分があるので。作るときのテーマは絶対これ!って決めてました。



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日比野(ひびの)ななえ

Googleアナリティクスの使い方やアクセス解析について書いてます。

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