2014年10月24日｜英語

英語が苦手な人が英語の記事を読む時に役立つ2つポイント

IT系の人達が集まるコワーキングスペースベースキャンプ名古屋で働いていると、

「英語話せるようになりたいよねぇ」
「最先端の情報は英語だしねぇ」
「英語のドキュメント読めないとねぇ」

といった声を時々耳にします。

IT関係の職種に関わらず、海外のWebサイトや記事を読みたいけど苦手意識で読むこと自体を放棄してしまうってことありませんか？

中学・高校で6年間英語の勉強していても英語が話せない、話せないことをコンプレックスに感じている人って多いですよね。私もそのひとりです。

少し私の話をすると、私はオーストラリアに1年、ニューヨークに3ヶ月滞在経験があり、英語圏内であればひとりで旅行することはできます。が、英語が得意かと言われると謙遜でもなくとっても苦手です。特に読み書きは中学生レベルも危ういです。

そんな私も、GoogleアナリティクスやGoogleウェブマスターツールなどの使い方を勉強している時に、英語を必要とする場面があります。

例えば、 Google Developersの中には、翻訳されていないページが多くあります。カスタム変数のことを知りたいと思っても、Custom Variables - Web Tracking (ga.js) のように、英語でしか情報がありません。

ツール上に英語のメッセージが出て、英語のページへ飛ばされることもあります。
（※ もし、私が知らないだけで日本語のページがあればぜひ教えてください。）

そんな中、私が英語のページを読む時に実践している2つの方法を紹介します。だれにでも今日からすぐに実践できるとっても簡単な方法です。

1. 声を出して読む

音読です。声を出して読むことで何倍も理解度が上がります。

心の声だけで読む黙読だけでは、「自分の耳」には入りません。「視覚」だけでなく「聴覚」、そして口を動かすことで多方面から脳に情報を送り活性化させることで理解度が確実に増します。

音読すると、文章のリズム、強弱、発音、文章の意味を、黙読している時よりも意識していることに気がつくと思います。口に出すことで、文章を理解しようとする思考がより働いているようです。

また、黙読では拾えなかった単語が口を動かすことで思い出すこともあります。

読めない単語は、もにょもにょしてももいいんです。口を動かす、耳からも情報を入れることが大事です。周囲に人がいて声を出せない場合は、口をパクパクさせるだけでも効果はあります。

英語に対して苦手意識がある人は、口から英語を発すること自体をためらってしまいますが、音読することで英語に慣れ、苦手意識を克服する効果も期待できます。

2. 単語のみ辞書でひく

分からない文章は、翻訳ツールなどで全文を翻訳してもらうのではなく、分からない単語のみ辞書で調べます。もちろんこの時に音読します。そうすることで英単語のボキャブラリーを増やすことができます。

辞書はブラウザ上で表示される辞書が便利ですね。2014年10月にリリースされたばかりの、chromeの拡張機能「iKnow! ポップアップ辞書」や、「Weblioポップアップ英和辞典」は、マウスオーバーや単語を選択した時にポップアップ表示され、音声再生もできるのでおすすめです。私は今は「iKnow! ポップアップ辞書」を使っています。

Macであれば辞書機能も使えます。

ご自身の環境にあった辞書で実践してみてください。

まとめ

1. 声を出して読む
2. 単語のみ辞書でひく

以上、英語の苦手な私が英語記事を読む時に実践している2つの方法でした。誰にでも今日からすぐに実践することができますのでぜひ試してみてくださいね。

実践：英語のニュースを読んでみる

さっそく実践したい方は、英語のニュースを読んでみましょう。音読しながら、分からない単語だけ調べて読んでみてくださね。ニュースサイトをいくつか紹介しておきます。

以下、ニュースサイトJapan Todayから、道頓堀にあるグリコの看板のニュースを一部引用しています。

Glico's running man now lit up with LEDs

Osaka’s famous Glico sign showing a running man is now being lit up by LED lights instead of neon. The new sign, in the Dotonbori district, was unveiled on Thursday night, with actress Haruka Ayase and officials from food maker Ezaki Glico Co on hand.

簡単な記事なので、ぜひ全文読んで見てください。続きは以下からどうぞ。