選択されているタグ : セミナー

タグを絞り込む : Googleアナリティクス SEO アクセス解析 ウェブマスターツール タグマネージャ ユニバーサルアナリティクス レポート 検索クエリ 勉強会

「スピーチラボ」に参加して学んだ、今後プレゼンで実行したい3つのテクニック


2015年3月12日(木)に東京で開催された、KDDI ウェブコミュニケーションズさん主催、スピーチラボ に参加をしてきました。

(セミナーの詳しいレポートではありません。今回学んだ中から、私自身のプレゼンと照らしあわせて、今後実行したいことをまとめてあります。)

スピーチラボとは


いまやビジネスに欠かせないプレゼンテーション。イベントでのプレゼンテーションに限らず、社内での発表や営業などにも活用できるプレゼンテーションセミナーです。

■共感できるプレゼンテーションに必要なことが学べます
プレゼンテーションは、語り手が伝えたいことではなく、聞き手が共感できる内容になっているかが重要です。このセミナーで、プレゼンテーションに必要な要素を学び、苦手なプレゼンテーションを克服しませんか?共感できるプレゼンテーションが、きっとみなさんのビジネスを成功に導きます。

(SPEECH LABO のサイトより引用、画像をお借りしました。)

豪華な登壇者

  1. ホームページを作る人のネタ帳のYamada_nt さん
  2. KDDI ウェブコミュニケーションズの高畑さん
  3. ウェブライダー の松尾さん

ショートセッション:KDDI ウェブコミュニケーションズの具呂 典子さん

名古屋住まいの私ですが、「内容も登壇者もすごい!これはどうしても参加したい!」と思い、夜行バスで6時間揺られて東京まで行ってきました。

登壇者に共通していたこと

今回、「プレゼン」をテーマにしたプレゼンということで、どんな素晴らしいプレゼンを聞けるのか、とても楽しみにしていきました。そんな中、4名の登壇者に共通していたことは、

「伝えたい」という熱量が半端ない

ということです。みなさん、とても熱かったです。それはもう、素晴らしく熱いプレゼンでした。

そして「私に足りていないのはこの熱量だなぁ」とひしひしと感じました。

私自身、プレゼン上手くいかなかったな...と思う時に、1人反省会をするんですが、例えば、

  • 練習が足りてなかった。
  • 参加者の反応を見る余裕がなかった。
  • 淡々とした説明になってしまった。
  • メリハリがなく、棒読みになってしまった。
  • 反応が怖くてそつなくこなしたいばっかりになってた。

とか思い出しながら、反省というか、落ち込んだりします。

そういう時、結局そこに足りないのって、「伝えたい」という想いが、フワフワしてブレていたり、そもそもなにを「伝えたい」のか自分でもよくわかってなかったり、っていうことなんですよね。

だから、そんな反省点が出てくるわけで、もっと「伝えたい」熱量があれば、もっともっと練習をするだろうし、失敗してもこれだけは伝えたいってものがあれば、棒読みにもならないだろうし。

登壇者のみなさんの熱さから、それが私に足りないんだ、とわかったことが、一番の収穫でした。

今後実行したいテクニック

熱量もさることながら、テクニックも素晴らしかったです。その中でも、今後実行したいことを3つ、書き留めておきます。

1.ホームページを作る人のネタ帳のYamada_nt さん

あの人のお話ならもう一度聞いてみたいと思ってもらえるプレゼンストーリーの作成テクニック

練習は15回

Yamadaさんは40分のセミナーの場合、練習を15回するそうです。衝撃的でした。

「ホントに?ホントに15回もするの?どうやってそんな時間を作るの?」と思い、懇親会で直接ご本人に確認しました。本当に15回練習をされるそうです。

やり方としては、スライドが出来上がってから練習を15回するのではなく、スライド作成に入る前に、考えている内容をまずは口に出してみて、そこからスライド作成と平行して、何度も練習を重ねて仕上げていくそうです。

それを聞いて、私がどれだけ練習不足だったか・・・。本当に反省しました。

懇親会の締めでYamadaさんが、

「『ホントに15回もするの?』って質問が多いので言っておきますが、本当に15回練習します。」

と言われていたんですけど、そんなに聞かれるってことは、それだけ練習している人は少ないってことですよねぇ。それだけやるから、人より優れたあの素晴らしいプレゼンになるんですよね。納得です。

セッションでは、ブランディングの重要性、構成、シナリオ作成、間の取り方など様々な手法を紹介されました。その内容の一部はブログで公開されています。プレゼン苦手という方は、ぜひ読んでみてください。おすすめです。

2. KDDI ウェブコミュニケーションズの高畑さん

相手に伝わるプレゼンテーションの本質とテクニック
高畑さんのプレゼンも素晴らしく、開始3分で心奪われました。

あれもこれも、全部書き留めておきたいところですが、その中でひとつあげるとしたら、これから私に必要なテクニックは、「アクセント」です。

アクセントは強弱のことですね。英語と日本語を比較して、日本語はどうしても平坦になってしまいます。日本人でアクセントをつけて話す人って多くはないですよね。プレゼンでは、その抑揚の無さが、眠さの根源になります。

私は、メリハリ・抑揚をつけてプレゼンをすることがとっても苦手です。伝えたいことがはっきりしている時は自然とできているとは思うんですけど(たぶん)、そうじゃないときは、説明することに必死になって、ひたすら説明するだけのプレゼンになってしまい、みなさんを心地よい眠りに誘ってしまいます。

今後は、意識をして伝えたいポイントに強弱をつけて話すようにします。これだけですごく伝わりやすいプレゼンになりそうです。

3. ウェブライダー の松尾さん

相手の記憶に残ろう!ポジティブにクチコミされるためのプレゼンの秘訣

「一度ウェブライダーの松尾さんに会ってお話したい!」とずっと思っており、今回参加を決めた理由のひとつです。(なのに、緊張して全然お話できませんでした...それだけは悔いが残っています。)

松尾さんは、存在が素晴らしいです。どの角度から見ても全身に自信に満ちあふれています。

あえてそうみせている部分もあるのかもしれませんが、あれだけ自信を持って話をされたら、心をゆだねて気持ちよく聴き入ってしまいます。

そう私が感じることができたのは、松尾さんのテクニックのひとつ、「主張は言い切る」ようにされているからです。

また、「主張を言い切る」ことで、相手に「この人はリスクを背負ってくれる人」と思ってもらえ、信頼が生まれるということをお話されていました。(意訳です。)

私はこれも苦手です。自分に自信がないから、それが言葉に現れてしまうんですよね。自信をもって、堂々しなきゃ、って思います、思うんですけど、難しいです。

それは私がリスクを背負う覚悟がないからなのかもしれないです。間違ってたらどうしようとか、見当はずれなことを言ってないかな、とか。心の中でもじもじしてしまいます。

ブログもプレゼンもそうですが、これからなんでも1人でやっていかなければいけないので(2015年2月末で退社、現在フリーのため。)、「主張を言い切り、リスクを背負ってくれる人」と信頼してもらえるようになれるよう、がんばります。


念願のスリーショット

ところでみなさん、松尾さんの著書、「沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション 」は読みましたか?

SEOをはじめ、Webマーケティングの基本や、考え方を学ぶことができる1冊です。Web上で連載されていた人気コンテンツなので、読んだことがある方も多いと思いますが、連載にはなかった書き下ろし、解説が追加されています。今、Webマーケティングを学びたい方は、この1冊はぜひ押さえておくことをおすすめします。

写真は、登場人物の、Webマーケッター「ボーン・片桐」と、松尾さんと念願のスリーショットです。

(本当は本にサインをもらおうと思ってたんですが、荷物が多くて持って行くのを断念しました...)

ショートセッション:KDDI ウェブコミュニケーションズの具呂さん

次世代のプレゼンテーションツールで固定観念から脱却

ショートセッションをされた具呂さんは、Webサービスのスライドツールを紹介されました。

スライド作成ツールと言ったら、パワーポイントかkeynoteという中で、具呂さんは、「新しいサービスに出会ったら食わず嫌いせずになんでもチャレンジしましょう!(意訳)」ということを熱くプレゼンされました。

私も新しいサービスをみつけたら興味をもって試しに使ってみるようにしています。プレゼンに限らず新しいもの・ことに出会ったら、現状に固執せずに柔軟な頭でチャレンジしてみよう!と改めて思いました。

まとめ

今回参加したことで、今後「伝えたい」という熱量をもってプレゼンにのぞむぞ!と、強く強く決意しました。

登壇者、主催者のみなさま、開催してくださってありがとうございました!とても楽しかったです!

名古屋でも開催されるといいな!


タグ(この記事に関連するキーワード)

プロフィール

  • Twitter
  • はてブ

日比野(ひびの)ななえ

Googleアナリティクスの使い方やアクセス解析について書いてます。

エントリーリスト

カテゴリーリスト

タグ